事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

Wordの「段落機能」を使いこなす(その1)

今回は「段落機能」の基本部分について説明したいと思います。

別の回でも紹介しましたが、「段落」に関する機能はいろいろ用意されています。

はじめは、思いどりならなくてイライラすることもあると思います。

しかし、使いこなせば今まで苦労してきた「段落」が多用された文書を簡単に作成することができるだけでなく、後での修正や変更も簡単にできるます。

「段落番号の「1.」を「1.」に変更したり、「ア」を「ア」にしたり、「〇」を「●」にすることも簡単です。

他にも、段落を入れ替えたり、段落番号を段落ごとに附番したり、全体で連番にしたりすることも簡単です。

さらに、苦労して作成した「段落番号」の様式を「リストスタイル」として登録しておいて、再利用することもできます。

ぜひいろいろと試してみてください。

 

Wordの「段落」にはいろいろな機能が用意されております。

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  1. 箇条書き
  2. 段落番号
  3. アウトライン
  4. インデントを減らす
  5. インデントを増やす

 

段落の各種の機能を使うことにより、文書の形態を効率よく作成することができ、またあとで修正することも簡単になります。

別の機会で紹介する「スタイル」の機能と合わせて使えばさらに文書作成が楽になります。

 

今回は分かり易くするために、「〇△」等の記号を使った文書を使って段落の機能を説明していきます。

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1.「箇条書き」を設定してみます

  1. 箇条書きを設定したい範囲を選択します
  2. 「ホーム」タブを選択
  3. 「箇条書き」をクリックします

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「箇条書き」が設定されました

「自動で判断」されて、箇条書きが設定された状態です

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箇条書きを「修正」します

段落を上げてみます(インデントを増やす)

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インデントを「一段上」に上げます
  1. 変更したい「行」を選択(※ 複数選択可)
  2. 「ホーム」タブを選択
  3. 「インデントを増やす」をクリック

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インデントが増えました

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このように、最初に「文書」を平打ちしておき、最後に「段落」の機能を使って「文体」を整えることができます。

 

2.「段落番号」の機能を使う

「箇条書き」が設定された部分を「段落番号」に変更します
  1. 文書全体を選択
  2. 「段落番号」をクリック

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「段落番号」の種類を変更する

「箇条書き」と同様に、インデントを上げると「段落番号」が変わります

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「段落番号」の「(ア)」を「 」に変更します
  1. インデントを変更する「行」を選択します
  2. 「段落番号」の横の「▼」をクリック
  3. 変更したい「番号ライブラリ」を選択します

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段落番号が変わりました

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段落番号が、上の段落からの「連番」になっています

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段落ごとに、「再附番」します
  1. 「再附番」する段落全体を選択します
  2. 選択した範囲の「どこか1カ所」にカーソルを合わせて「右クリック」
  3. 出てきたボックスから「①から再開」をクリック

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「 ① 」から再附番されました

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行を増やす時は「改行」と「改段落」に注意してください

「エンターキー」だけを押すと、「改段落」となり新たな段落が作成される

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「SHIFTキー」と「Enterキー」を押すと、「改行」になり段落は増えず行のみが変わる

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3.「アウトライン」を設定する

文書全体に「アウトライン」を設定します
  1. 文書全体を選択
  2. 「ホーム」タブを選択
  3. 「アウトライン」をクリック 

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新しいアウトラインを設定します

  1. アウトラインの「▼」をクリック
  2. 「新しいアウトラインの定義」をクリック

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「新しいアウトラインの定義」のボックスが開きます

アウトラインを使うことで、「章仕立ての長文」や「本の目次」のような、複雑な階層構造を持つリストの体裁を整えることができます。

※ 「表示」にある「アウトライン」とは違う機能です

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長くなったので、もう少し続きます。

次回は、より具体的な操作方法を説明します。

 

Wordの「段落機能」を使いこなす(その2)「アウトライン」 - Excelの機能を活用して、事務作業の省力化や経営分析をする

 

Wordの「段落機能」を使いこなす(その3)「アウトライン(表示)」 - Excelの機能を活用して、事務作業の省力化や経営分析をする

 

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