事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

2019-01-01から1年間の記事一覧

伝票整理の効率を上げ、分析資料を簡単に作成する方法(その2)

「ピボットテーブル」を使えば、「単純なリスト形式の表」が分析資料になります その1に続いて、ピボットテーブルの機能を使って、リスト形式の表を分析資料にする方法を説明します。 ピボットテーブルの機能を使えば、「単純なリスト形式の表」から、数式…

伝票整理の効率を上げ、分析資料を簡単に作成する方法(その1)

「会計」・「経理」の担当者にとって伝票整理は大変な作業です 会計・経理の担当者は毎月「伝票整理」の業務に追われています。 日々の業務に追われる中では、求めらる「分析資料」を作成する余裕がないのが実情だと思います。 今回は、Excelの機能を使って…

カーソルキーを使ってセル移動を効率的に

カーソルキーを使えば「表」の中を素早く移動できます カーソルの移動は「マウス」を使うことが多いと思いますが、 カーソルキーをうまく使えば「表」の中を自由に・素早く移動することができます。 カーソルキーを使えば「表」の中を素早く移動できます Exc…

「数式」を簡単に入力するテクニック(その2)

「数式」を入力する方法にはいろいろなものがあります 「数式」を入力する方法にはいろいろなものがあります 2.数式に「名前を付けたセル(範囲)」を入力する 営業所「山口」の「お茶」の売上高を参照する数式です 関数のダイアログを使って、数式を入力…

ピボットテーブルで作成した集計表の「項目の並び方」を変更する

ピボットテーブルで作成した集計表の項目を任意の順番(手動)で並べ替える ピボットテーブルは「表」を指定するだけで、自動的に集計表を作成してくれるとても便利な機能です。 自動的に集計をしてくれるのでとても便利な機能ですがその反面、特定の項目を…

「数式」を簡単に入力するテクニック(その1)

「数式」を入力する方法は色々あります Excelには数式を簡単に入力方法が色々と用意されています。 それらの方法を適切に使うことでストレスなく数式を入力することができるようになります。 「数式」を入力する方法は色々あります 1.「関数の挿入」ダイア…

エクセルで作成した「名簿」から「文章」を作成する関数「TEXTJOIN関数」

Excelの「表」の文字列を連結して「一連の文章」にするTEXTJOIN関数 文字列を連結するTEXTJOIN関数が「Excel2016」で装備されました。 Excelで作成した「表」のデータをWordや年賀状ソフトなどで活用する(取り込む)ためには、カンマやスペースで区切った「…

セルに「名前」を付けると何が便利になるのか(その2)

セルにつけた「名前」を関数の引数にする 今回はセル(範囲)に付けた名前を使って、関数を作成する方法を説明していきます。 セルにつけた「名前」を関数の引数にする 名前を付けたセル(範囲)は、関数の引数にすることができます VLOOKUP関数の引数に使う…

「ネスト(入れ子)構造」の数式を簡単に作成する

作製が面倒な「ネスト(入れ子)構造」の数式を簡単に作成する方法 複数の関数を組み合わせる「ネスト(入れ子)構造」の数式は、作成が複雑で面倒です。 複雑になってしまう「ネスト構造」の数式を分かりやすく作成する方法を説明します。 作製が面倒な「ネ…

セルに「名前」を付けると何が便利になるのか(その1)

「セルに名前を付ける」とはどういう意味なのか 通常セルの「位置」や範囲は、「A1」のような「セル番地」で表されます 数式等でセルの「位置」や「範囲」を指定する場合は、「 A1 」や「 A1 : D10 」のようにセル番地で指定します。 Excelでは「セル」や「…

「業績検討用の資料」を短時間で作成する(その2)

条件付き書式を使って、分かり易い資料を作成する (その1)では、条件付き書式を使って会計システムから出力される財務諸表を短時間で業績検討に使える資料に変える方法を紹介しました。 今回は引き続き、条件付き書式を使って報告書を作る方法を説明しま…

「業績検討用の資料」を短時間で作成する(その1)

定期的に開かれる「業績検討会の資料作成」は大変な作業です 業績検討会では経理・会計担当者は会社に様々な角度からの「報告」を求められます。 「現在の状況」 「過去との比較」 「将来の予測」 報告するために会計・経理の担当者は何種類もの資料を作成し…

ピボットテーブルで「前年同月比」の集計資料を作成する

「前年同月比」の資料作成は、複合検索となるため数式が複雑になってしまいます ピボットテーブルを使えば、複合検索の「前年同月比」の集計資料の作成が簡単にできます。 2016年に対する2017年の売上比率の集計表 前年同月比に「2017年は2016年に対して何%…

デイサービスの利用状況の分析に「ピボットテーブル」を使う(その2)

「単純な集計表」をピボットテーブルの機能を活用して分析資料にする その1に続いて、今回はピボットテーブルの具体的な操作方法を説明します。 「単純な集計表」をピボットテーブルの機能を活用して分析資料にする 「利用状況の集計表」から分析資料を作成…

デイサービスの利用状況の分析に「ピボットテーブル」を使う(その1)

デイサービスの「集計表」から、ピボットテーブルで利用状況を分析する デイサービスの「集計表」から、ピボットテーブルで利用状況を分析する 介護保険事業所は、毎月10日締め切りの介護保険請求があります 業績検討のための資料作成は大変 過ぎ去った「過…

Excelのショートカットを有効活用する(連番を作成する、合計する)

Excelには素早く簡単に操作できる「ショートカット」が用意されています Excelの「ショートカット」を上手に使いこなせば、効率がよくなるだけではなく周りへのアピールにもなります。 プロジェクターを使ってのプレゼン時に使えば、質問に即座に答えて「表…

「文書整理」にピボッテーブルを使う(ピボットテーブルの応用)(その3)

ピボットテーブルの具体的な操作方法を説明します その2に引き続き、日付順で分類して袋に入れた書類の検索用の「表」をピボットテーブルを使って作成する方法を説明します。 ピボットテーブルの具体的な操作方法を説明します ピボットテーブルの元になる「…

「文書整理」にピボッテーブルを使う(ピボットテーブルの応用)(その2)

ピボットテーブルを使って「文書整理」を効率よくするための具体的な方法 その1では、文書整理を効率よくするために、あえて「日付順」で「袋」に入れて整理する方法をで紹介しました。 文書が無造作(日付順)に詰められた袋から、必要な書類を取り出すため…

「文書整理」にピボッテーブルを使う(ピボットテーブルの応用)(その1)

「文書整理」はとても大変な作業です 事務員の日々の業務の中で文書整理はかなり面倒な作業です。 そのためどうしても後回しになってしまいがちで、気が付けば未整理の文書が大量に溜まってしまいます。 少しでも効率よく整理するために色々と工夫してみても…

「ピボットテーブル」の機能を使って「勤怠表」を作成する(その3)

「ピボットテーブル」の具体的な操作方法 改訂版 その2に引き続き、ピボットテーブルを使って「勤怠表」を作成する具体的な操作方法を説明します。 勤怠表から「ピボットテーブル」を作成する方法 ピボットテーブルの元になるデータ(表)の作成時には、い…

「ピボットテーブル」の機能を使って「勤怠表」を作成する(その2)

勤怠表を「関数で集計」と、「ピボットテーブルで集計」を比較する 改訂版 その1で紹介したように「タイムカードの集計」は大変な作業です、業務効率化のためにExcelを使う場合「関数」を使うことが多いと思いますが、「ピボットテーブル」を使えば効率よく…

「ピボットテーブル」の機能を使って「勤怠表」を作成する(その1)

「ピボットテーブル」を使って、「勤怠表」を作成する 改訂版 事務員の業務で、「勤怠表(タイムカード)」の整理は大変な業務です。 事務の給与担当者は毎月、タイムカードを整理し「勤怠表」を作成し、それをもとにして職員各人の毎月の「給与額」を確定し…

複数の条件から最大値を求める。(IFS関数とピボットテーブルの比較)

Excel2007からの新しい関数「MAXIFS」と「AVERAGEIFS」を使って、複数の条件から最大値を求めてみます。 表からある条件での「最大」や「平均」を求める際に使う関数が「MAX関数」と「AVERAGE関数」です。 従来の「MAXIF関数」や「ARERAGEIF関数」を使って20…

「条件付き書式」を使って車両の車検、点検を管理する(その2)

たくさんの車両の「車検」と「点検」管理にはとても大変な作業です その1に続いて、今回は条件付き書式の具体的な去ってい方法を説明します。 条件付き書式の設定はExcelでは日付が「シリアル値」であることに注意 今回の条件は、下記のように設定します。 …

「条件付き書式」を使って車両の車検、点検を管理する(その1)

たくさんの車両の「車検」と「点検」管理にはとても大変な作業です 多くの車両を所有している事業所では、その車検や点検の管理はとても大変な作業になります。 導入日によってばらばらに来てしまう「車検」や「点検」の期限日は注意深くしていてもうっかり…

スパークラインを使って、「データの傾向」を表現する(その2)

「スパークライン」の設定方法 その1では、「簡単な操作でデータの傾向を表現できる」方法を説明しました、今回は、具体的な操作方法について説明します。 スパークラインは表示するための「フィールド(列)」が必要です 表の右端にスパークラインを表示す…

スパークラインを使って、「データの傾向」を表現する(その1)

Excelの新しいバージョンには「様々な表現方法」が追加されました Excel2010から新機能「スパークライン」の機能が追加されました。 新機能として追加された「スパークライン」は、情報を簡単に視覚情報に変えることができる便利な機能です。 このスパークラ…

「数式」や「関数」を使わずに集計表を作る(その2)

ピボッテーブルを使えば複数の条件での集計が「関数」や「数式」を使わずにできます ピボットテーブルを使えば「商品名」や「顧客名」毎の売上金額の集計作業を、「関数」や「計算式」を使わずにすることができます。 今回は前回(その1)に続いて、ピボッ…

「数式」や「関数」を使わずに集計する(その1)

ピボットテーブルを使えば商品名や顧客名毎の売上金額の集計を「関数」や「計算式」を使う必要がありません 表の項目(フィールド)を集計するには「関数」や「数式」を入力して行いますが、ピボットテーブルでは不要です。 ピボットテーブルでは「縦軸と横…

複数の条件から最大値を求める。(IFS関数とピボットテーブルの比較)

Excel2007からの新しい関数「MAXIFS」と「AVERAGEIFS」は、複数の条件を設定することができます 複数の条件で「最大値を求める」のが「MAXIFS関数」、「平均値を求める」のが「AVERAGEIFS関数」です。 従来の「MAXIF関数」や「ARERAGEIF関数」を使って20歳…