事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

2019-01-01から1年間の記事一覧

VLOOKUP関数と条件付き書式を使って「表」を時間帯に分類する

VLOOKUP関数を使って「時間帯を表示」し、さらに条件付き書式を使えば、表を「時間帯別に色分け」することができます 「時間」のフィールド(項目)がある「表」で、時間帯別に色分けすればとても表が見やすくなります。 数式で「時間帯」を認識させるには、…

「県名」をIFS関数を使ってコード番号に変換する

すでに作成している住所録の「県名」を「コード番号」に変更する 住所録や顧客名簿を作成する際に、「県名」や「業種」などを「コード番号」で管理したいことがあると思います。 作成前に「テーブル」を用意しておき、それをもとに「VLOOKUP関数」や「リレー…

ピボットテーブルから複数の条件で抽出した結果を、別のセルに転記する「GETPIBOTDATA関数」

ピボットテーブルの集計結果を抜き出して表示する 「ピボットテーブル」を使えば、複合集計やクロス集計を行って「表」を作成することができます このピボットテーブルで作成した「集計表」は、分析作業であれば簡単に集計条件を変えることができるのでとて…

「2択」のデータを効率よく入力する (CTRL+Enter)

Excelで複数の空白セルに「同じ値」を素早く入力する方法 アンケートや調査票を作成する時に、「はい・いいえ」や「男・女」など2者択一のデータを入力する場合があると思います。 それ以外にも住所入力の際に「ほとんどの住所が市内で、市外が少ししかない…

「シートの背景」を印刷する

Excelは「写真を背景にする」ことはできますが、その「背景」は印刷されません 「背景に設定した写真」は画面に表示されていても印刷されません。 「ヘッダーに挿入した写真」は印刷することができるので、それを背景にすることで「背景を印刷」します。 ヘ…

入力時の「異常値」を条件付き書式を使って知らせる

Excelで数値を入力する際に、想定している範囲外の数値を入力したときに「色」を変えて知らせる 条件付き書式を使えば「規定範囲外の数値」が入力されたときに、セルに「色」を付けて知らせることができます。 条件付き書式を使って「異常値」のセルを強調す…

複数のセルに「同じ値(文字)」を一度に入力するコマンド「 CTRL+Enter(※Enterは2回)」

Excelのコマンドに複数のセルに「同じ値(文字)」を入力できるものがあります Excelで表を作成するときに複数のセルに同じ値(文字)を入力したいときがあると思います。 「置換」のコマンドや「貼り付け」などでも可能ですが、それよりも簡単な方法です。 …

ピボットテーブルで集計方法を追加して「消費税を表示する」

ピボットテーブルは、簡単に集計方法を変更できます ピボットテーブルには、簡単な操作で集計方法を切り替えることができるいろいろな集計方法が用意されています。 用意されている集計方法のほかにも、数式を使って新たな「集計フィールド」を作成すること…

ピボットテーブルに用意された集計方法「順位を付ける」

ピボットテーブルには、色々な集計方法が用意されています ピボットテーブルには、いろいろな集計方法が用意されています。 それらの集計方法を複数使って、より複雑な集計をすることができます。 「一番売れている商品は何か」「最も売れていない商品は何か…

「2軸のグラフ」を作成する

「2軸のグラフ」にすれば、より多くの情報を伝えることができます データ分析の目的は「データの傾向や内容を見つけ出すこと」です。 そのためには、「データそのもの」と「データを分析するための軸」が必要になります。 データを分析するための軸を「2軸…

「関数」を使って重複したデータをチェックをする

重複しているデータのチェックに「COUNTIFS関数」を使う 今回は重複しているデータを「削除」せず、重複していることを警告する方法を紹介します。 「重複の削除」コマンドは簡単に重複しているデータを削除することができる便利な方法ですが、どのデータを…

Word等で作成したデータをExcelに取り込む

Word等のテキストエディタで作成したデータをExcelに取り込む 文字データの多い「表」を作成する際に、Excelを使うよりWord等のテキストエディタを使った方が効率が良い場合があると思います。 Excelはテキストエディタで作成したCSVやカンマ区切りのデータ…

ピボットテーブルで「日付」を軸にして集計する

ピボットテーブルに「日付」を追加すると、自動でグループ化されます Excel2016以降は、「日付」を「行」ラベルや、「列」ラベルにドラッグするだけで自動で「年」、「四半期」でグループ化されるようになりました。 従来は「年」や「四半期」で集計する際に…

ピボットテーブルの集計表の空欄に「 0 」を表示する

ピボットテーブルの集計表の「データがない」部分に、任意の文字を表示できます ピボットテーブルの集計表で、集計するデータがない場合は「空欄」になってしまいます。 ピボットテーブルでは「空欄」があると、「『空欄』という集計項目」が作成されてしま…

「構造化参照」でVLOOKUP関数の修正を不要にする

VLOOKUP関数はビジネスで多く用いられる便利な関数です 構文は、以下のようになります。 「検索値」に基づき「範囲」を検索し「列番号」で指定したデータを返します。 「商品コード」を入力するだけで、「商品名」が表示されます 「商品コード」を入力すると…

「セル内改行( Alt + 改行 )」を削除する

「セル内改行」をしていると、ピボットテーブルが使えません 長い文字列を一つのセルに表示したい時は、セルの書式設定で「折り返して全体を表示する」にして表示します。 しかし「折り返して全体を表示する」にした場合、意図しないところで改行してしまう…

「前月比」や「前年比」をピボットテーブルで簡単に計算する(その4)リレーションシップ

リレーションシップを使えば複数の表を集計することができます ピボットテーブルは「リレーションシップ」で複数の表を集計できます リレーションシップはAccessなどのデータベースが持つ優れた機能で、複数の表(テーブル)を関連付けて同時に操作(集計)…

「前月比」や「前年比」をピボットテーブルで簡単に計算する(その3)

ピボットテーブルは簡単に集計方法を切り替えることができます 「ピボットテーブル」は、元のデータを参照して別のシートに作成されます。 しかも元のデータを参照して集計するので元のデータは変更していないので、集計方法を簡単に変更することができます…

「前月比」や「前年比」をピボットテーブルで簡単に計算する(その2)

ピボットテーブルは簡単な操作で、グラフを作成することができます ピボットテーブルを作成すると、テーブルと連動したグラフを簡単に作成することができます。 グラフはピボットテーブルと連動しているので、テーブルの集計方法を変更すれば連動してグラフ…

「前月比」や「前年比」をピボットテーブルで簡単に計算する(その1)

「ピボットテーブル」を使えば、「前月比」や「前年比」を数式を使うことなく簡単にできます 「ピボットテーブル」を使えば、単純なリスト形式の「集計データ」から様々な分析をすることをできます。 「前月比」や「前年比」などの「2期比較」の資料も数式…

ピボットテーブルを使って、毎月の集計業務を自動化する

ピボットテーブルを使えば、毎月発生する月例の集計業務を自動化することができます ピボットテーブルを使えば、リスト形式の「表(CSV)」を簡単に集計することができます。 ピボットテーブルの設定は「フィールド(項目)」をドラッグ操作するだけでとても…

「平均値」は必ずしも「平均的な値」ではありません

「平均値」は必ずしも「平均的な値」にならない場合があります 複数のデータの「平均的な値」を求めるには通常対象データの合計をその個数で除する「単純平均」を用いて「平均値」を求めます。 しかし、対象のデータに「差」がある場合、「単純平均」ではそ…

アンケートの集計に「ピボットテーブル」を使う

集計に「ピボットテーブル」を使うと、簡単に「クロス集計」や「複合集計」ができる 「特定の年齢層」や「性別ごと」に、集計する必要がある場合はとても面倒な作業が必要です。 このような時、複数の条件をもとに「複合集計」や「クロス集計」をしますが、…

既に入力されている数値に「加減乗除」ができる「演算」コマンド

貼り付けのオプション「演算」を使えば既に入力されている数値を、一度に変換することができます Excelの「貼り付け」コマンドには、色々なオプションがあります。 形式を選択して貼り付けのオプション「演算」はあまり使う機会がないかと思います。 「演算…

ピボットテーブルを使って、検索可能な台帳を作成する

ピボットテーブルを使えば、台帳を「検索」することができます ピボットテーブルの「スライサー」の機能を使えば、単純なリスト形式の「表」で情報を検索することができます。 この方法を使えば、単純なリスト形式の「利用者台帳」が検索可能なデータファイ…

「絶対参照・複合参照」を使って「条件付き書式」を設定する

「数式」を他のセルにコピーする時に、「絶対参照・複合参照」にしておけば数式が自動で最適化されます 数式を入力した「セル」をコピーする際には、「自動で参照」されますが、その参照方法にはいくつか種類があります。 数式で使う参照方法には「$」の付…

「マップグラフ」を使って集計結果をもとに「地図に色を付ける」

「マップグラフ」の機能を使って「都道府県別人口」を表示する 「マップグラフ」は都道県別人口の「表」のデータを、自動的に「マップ」に挿入することができる機能です。 簡単な操作で、インパクトのある「資料」を作ることができます。 Office2019やOffice…

エラー表示を「メッセージ」に変える

エラーメッセージを「データ未入力」などの、別のメッセージに変える 数式に誤りがなくても、入力している値が適切でなかったり、何もデータが入力されていなかったりすると、「#DIV/0! 」のようなエラーメッセージが表示されてしまいます。 前年比率の数式…

「リスト入力」用のデータを簡単に作成する

「重複したデータを削除」の機能を使えば、リスト入力用のデータを簡単に作成することができます Excel力作業の効率を上げるための機能に「リスト入力」があります リスト入力を設定するために必要な「元データ」の作成は面倒な作業です。 「元データ」の作…

「数値」と「文字列」を連結して表示する

「TEXT関数」を使えば、「数値」を「指定した表示形式」で表示することができます TEXT関数は指定した数値に表示形式を適用した文字列を返すことができる関数です。 この関数を使えば「参照元」の数値を、希望する形式にして「表示」することができます。 「…