事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

「マップグラフ」を使って集計結果をもとに「地図に色を付ける」

「マップグラフ」の機能を使って「都道府県別人口」を表示する

 「マップグラフ」都道県別人口の「表」のデータを、自動的に「マップ」に挿入することができる機能です。

 簡単な操作で、インパクトのある「資料」を作ることができます。

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Office2019やOffice365から新しく「マップグラフ」の機能が追加になりました

 「マップグラフ」「表」地名データがある場合、それを自動的に判断しマップ上に数値を表示させる機能です。

人口別に、日本地図上に「色」を付けます

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「マップグラフ」を挿入します

 表の「フィールド(項目)」毎に名前を付けます

 フィールドに名前を付ける作業は、「選択範囲から作成」の機能を使えば簡単にできます。

フィールドごとに「データ」に名前を付けます
  1. 表全体を選択します
  2. 「数式」タブを選択
  3. 「選択範囲から作成」をクリック
  4. 「上端行」にチェックを入れる

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マップグラフを設定する
  1. 表全体を選択します
  2. 「挿入」タブを選択
  3. 「マップ」をクリック
  4. 「塗分けマップ」を選択
  5. 「マップグラフ」が表示されます

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マップグラフの設定をします
  • この状態でも既にデータ部分は「塗られて」いますが、今回のデータは「日本」のみなので設定を変更します

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 「データ系列の書式設定」をする
  1. マップ投影を「メルカトル」にする
  2. マップ領域を「データが含まれる領域のみ」
  3. マップラベルを「すべて表示」

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「色」を変更します
  1. 系列の色を「左右逆方向(3色)」にします

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地図上にカーソルを合わせると「データ」が表示されます

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 「マップグラフ」はこのようにデータの中に、国/地域」、「都道府県」、「市区町村」、「郵便番号」など、データに地理的な領域がある場合に使うことができます。

 

 

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