事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

2020-01-01から1年間の記事一覧

勤続年数を正確に計算する(DATEDIF関数)

「勤続年数」を「1年未満の月数」や「1カ月未満の日数」まで調べる "統計資料"や"給料計算"などで「勤続年数」が必要な場合があります。 「1年未満の月数」や「1月未満の日数」まで調べる "YEAR関数"と"MONTH関数"を使って勤続年数を調べる DATEDIF関数を…

「条件に合うものを合計」する方法、"SUMPRODUCT関数"・"SUMIFS関数"・"ピボットテーブル" その他

SUMPRODUCT関数を使えば、表の中から条件に合うものだけを合計することができます 複数の条件「月別」「商品名別」に合計する 「月」と「商品名」の2つの条件で「売上」を合計する 「条件別に合計」する方法は複数あります 1.オートフィルターを使って「…

RANK関数で付けた順位を、グループ別にする

RANK関数で付けた「順位」を、フィルターで "グループ別に表示" すると「順位」の表示がバラバラになってしまいます フィルターを掛けて、「グループ別に表示」すると「順位」がバラバラになる 「全体」での順位になるので、「商品別」の順位は不連続 「商品…

1行おきに挿入した、「空白行」を削除する

表に挿入した「空白行(不要な行)」を簡単に削除することができます 1行おきに挿入された「空白行」を削除する 1行おきに挿入されている「空白行」 1つのデータの「1行目 を"1"」「2行目を"2"」にする 「削除用」の列を、昇順で並べ替える フラッシ…

作成済みの表に「1行おきに空白行」を挿入する簡単な方法

作成済みの「表」に、「1行おきに空白行を挿入する」簡単な方法があります 手作業で「空白行を入れていく」のは大変な作業です 1つのデータを「2行」にする 「挿入のコマンド」で、空白行を入れていく 「"連番"を入力した作業列」を使って、「空白行」を…

フィルター機能で「13日の金曜日」を検索する

フィルター機能で、特定の「年」「月」「日」「曜日」を抽出する フィルター機能で、特定の「年」「月」「日」「曜日」を抽出する フィルター機能を使えば、特定の「年」「月」「日」「曜日」を抽出することができます。 年末の「曜日」 直近、3ヶ年の「1…

"8桁の数値で入力された日付" を「日付(シリアル値)」に変換する(その3)

"8桁の数値で入力された日付" は「日付(シリアル値)」として使えません Excelでは「日付」を "シリアル値で管理" します 8桁の数値「20200101」は、「日付」と認識されない 「年・月・日」を「 / 」で区切ると、「日付」と認識される 表示は「2020年1月…

"8桁の数値で入力された日付" を「日付(シリアル値)」に変換する(その1)

"8桁の数値で入力された日付" は、Excelでは「日付(シリアル値)」として認識されません Excelで「日付データ」を扱う場合注意が必要です 8桁の数値「20200101」は、「日付」と認識されない 「年・月・日」を「 / 」で区切ると、「日付」と認識される Ex…

"8桁の数値で入力された日付" を「日付(形式)」に変換する(その2)

"8桁の数値で入力された日付" は「日付(シリアル値)」として使えません "DATE関数"と"MID関数"を使って、「日付様式」に変換する 2."DATE関数"と"MID関数"を組み合わせた数式を使って、8桁の数値を「日付形式」に変換する "MID関数" で、「8桁の数値…

「取得と変換」で"クロス集計"の表を"リスト集計"の表に変換する

"クロス集計" すると、「表」は扱いづらくなります 「取得と変換」を使えば、"複合集計" の表を"リスト形式"に変換できます "リスト形式"の表は、さまざまな形態に変更できる ピボットテーブルを使って「複合集計」の資料を作成 「商品名」➡「月」の複合集計…

「取得と変換」を "VLOOKUP関数" の代わりに使う

「取得と変換」の機能は、"VLOOKUP関数" の代わりに使うことができます 「項目」の内容を「別の表」を参照して入力する「表引き」は便利 「code」を入力するだけで「氏名」が表示される 「表引き」には通常"VLOOKUP関数"を用いる 「取得と変換」を使った「表…

Excelで "セルに画像を貼り付ける" 方法

シートに「画像」を貼り付けただけでは、画像は "連動" しません セルに画像を埋め込む 単純に「貼り付けただけ」では"セルと連動しない" セルに「画像を挿入」する 「図の挿入」ボックスで画像を選択する 画像(写真)が、セルからはみ出して表示される 画…

「取得と変換」を使う(その3)複数のファイルの "特定の項目だけ" を結合する

「取得と変換」で、ファイルの "特定のフィールド(項目)" だけを結合する フォルダ内の「特定のフィールド(項目)」だけを結合する 結合するデータ(クエリ)を編集する "Power Queryエディタ" を使って、不要な"列"を削除する 1."クエリ" にマウスポイ…

「取得と変換」を使う(その2)フォルダ内の "選択したファイルだけ " を結合する

「取得と変換」の機能で、ファイルを結合する場合、通常「全ての項目」が結合されます フォルダ内の「特定のファイル」だけを結合する 毎月追加されるファイル(CSV)が自動的に "結合" される フォルダーに"ファイル(CSV)"を追加 フォルダーに、「2017年5…

「テーブル」の機能は "装飾" のための機能ではありません

表を「テーブル化」すると作業効率が上がります エクセルの表を「テーブル化」すると、数々のメリットがあります。 テーブル化することにより「表が1つのテーブルとして認識」され、並べ替え、フィルター機能、書式の設定などがコマンドで簡単にできるよう…

IFS 関数 と SWITCH 関数を使って条件を分岐させる(その2)

IFS関数とSWITCH関数は、Excel2016から追加された新しい関数です IFS関数とSWITCH関数はそれぞれ特徴がある 「IF関数」と「IFS関数」と「SWITCH関数」の違い 3つの関数で数式を作成して比較 1.IF関数の場合 2.IFS関数の場合 3.SWITCH関数の場合 検索…

IFS 関数 と SWITCH 関数を使って条件を分岐させる(その1)

IFS関数とSWITCH関数は、Excel2016から追加された新しい関数です IF関数を使うと関数(数式)が複雑になってしまう 条件分岐させる方法は複数あります 1.IF関数を "ネスト(入れ子)構造" にする 2.VLOOKUP関数 を使う 3.IFS関数を使う 4.SWITCH関数…

文字列を結合する関数、CONCAT関数(TEXTJOIN関数)

CONCAT関数はOffice365(Excel2019)から追加された新しい関数 CONCAT関数はOffice365(Excel2019)から追加された新しい関数 CONCAT関数は、"複数のセルの範囲指定" が指定できる CONCATENETE関数は、連結する文字列を「1つ1つ選択」 CONCAT関数は、連結…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その3)"ピボットテーブル" を使う

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラム( Histogram )は、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識することができるので、「パレート図」などと同様に品質管理などに使われています…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その2)"COUNTIF関数" を使う

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラム( histogram )は、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識することができるので、「パレート図」などと同様に品質管理などに使われます。 度…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その1)"FREQUENCY関数"

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラムの元になる"度数分布表" の作成は、通常業務でも使えるテクニック 度数分布表 ヒストグラム ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数ある 1.FREQUENCY関数を使って、度数分布表を作成…

FILTER関数を使えば "様々な条件" でDATAを抽出することができます

FILTER関数は色々な抽出条件を設定することができます "成績一覧表"から、条件に合うものを抜き出す "成績一覧表" から、「算数が80点以上」の条件で抜き出す "フィルター機能" で、算数の点数が「80点以上」の者を抜き出す FILTER関数を使って、情報を抽出…

参照関数で、2方向に検索して「表引き」する方法(INDIRECT関数、INDEX関数、MACH関数、VLOOKUP 関数)

2方向(縦・横)に検索して「表引き」する 縦(行)方向・横(列)の2方向に検索して「表引き」する方法は複数あります 「営業所」と「種類」の2つの条件で2方向に検索して「表引き」する VLOOKUP関数(HLOOKUP関数)は、「1方向(単一方向)」にしか検…

「列ピボットの解除」で、"クロス集計"された表を "シンプルな集計方法" に変換する

"クロス集計"は「集計表の最終形態」 "クロス集計"は「集計表の最終形態」 "クロス集計"された「表」は、集計(分析)方法を変えることができません 「商品名」と「月」でクロス集計した表 シンプルな「表」にしておけば、様々な集計(分析)方法に対応でき…

リスト入力を格段に使い易くする、UNIQUE関数とSORT関数

リスト入力は便利ですが "管理" が面倒でした リスト入力を使えば「入力作業」の効率が上がる リスト入力の不満点 Excelに追加された新しい関数 "UNIQUE関数"と"SORT関数"を使えば、「リスト入力」が使い易くなります UNIQUE関数でリスト入力用の「元データ…

VLOOKUPで「該当結果が複数ある」データを抽出して表示する

「重複したデータ」を抽出して表示する Excelで勤怠管理をする 同じ職員の勤怠データを抽出します 「社員番号」を入力すると、「名前」とその勤怠データが表示される 同じ職員の3つの勤怠データが「別のデータ」になるよう「ID」を作成する COUNTIF関数を使…

FILTER関数を使って、条件に合うデータを抜き出す

Office365に新しく追加された、FILTER関数を使えばリスト(表)から条件に合うものを抜き出すことができます FILTER関数を使えば、条件に合うDATA(行)を別の場所に抜き出すことができます 1.VLOOKUP関数で条件に合うものを"抜き出して表示" 2.「フィルタ…

SORT関数とUNIQUE関数を使って、リスト入力の「元データ」を並べ替える

SORT関数は「スピル」特性を持つ、新しい関数 SORT関数はoffice365に新しく追加された、「スピル」特性を持つ関数です 「リスト」の内容を、"降順"に並べかえて表示する SORT関数の仕組み UNIQUE関数で、リスト入力用の「元データ」を作成 UNIQUE関数で指定…

FILTER関数を使って、「任意の項目だけ」を抽出する

FILTER関数を使えば、条件に合う項目を簡単に抽出することができます FILTER関数で、任意のフィールド(項目)だけを抽出させるには工夫が必要です FILTER関数は「範囲」に指定した部分が抽出されます 表の一部分を抽出したい「範囲」に指定することもできま…

FILTER関数を使って、一覧表を「内容別に分類」する

FILTER関数はスピル特性を持つ、新しい関数です FILTER関数を使えば、条件に合う「任意の項目」を別の場所(シート)に抽出することができます 「ミネラルウォーター」の「10万円以上」だけを抜き出す 抽出結果を表示したい部分に、「項目名」を用意します…