事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

改訂版

複数の「表」を集計する(その2) "統合機能"

"統合機能"を使って様式の違う「複数の表を統合して集計」する "様式の異なる『表』"を集計(統合)する事ができる「統合機能」 "統合機能"で「様式」が異なる「アンケート用紙」を集計する 商品の種類の並び、回答内容の並び、回答内容の数が異なるアンケー…

複数の「表」を集計する(その1) "串刺し(3D集計)" ※ 修正版

「複数の表を統合して集計」する 複数の「表」を集計する方法 2."串刺し(3D集計)"の機能を使う シートを"コピー"して、地区別の「表」を作成 「項目(列)」も「データ(行)」も数がバラバラな3つの表 2."串刺し(3D集計)"の機能を使う シートを"…

「リスト入力」を使いこなす(その1)※改訂版

「リスト入力」を使いこなせば、入力効率が上がります 「リスト入力」は、入力効率を上げることができる便利な機能です リスト入力は便利だが、不便な面もある 1.「リスト入力」が設定されている『セル』は手入力ができない 2.「元データ」の修正(更新…

「取得と変換」を使って、効率よく集計業務をする

Excelの新機能「取得と変換」を使えば、集計業務の効率を上げることができます 取得と変換で、"複数のシート(ファイル)を結合" する 複雑な作業を"自動化"する、「Query」 作業内容を「保存」できる 「表(シート)」の"特定の フィールド(項目)だけ" を…

複数の表(シート)を1つに "結合" する「取得と変換」(その2)"必要な項目だけを結合する"

シートを結合する時に「CSVファイルの必要な項目だけを結合」する 複数の「表」の"必要な項目だけ"を結合して資料を作成する 「クエリ」を更新すると、作業(手順)が再現される 「フォルダーに最新のファイルを追加」➡「クエリを更新」➡「更新された表が完…

「取得と変換」を使う(その1)複数のファイル(CSV)を結合する

「取得と変換」を使えば、複数のファイル(CSV)を簡単に1つにまとめることができます Excel2016から追加された新機能「取得と変換」を使えば、「集計作業」の効率を上げることができます。 「取得と変換」を使えば、フォルダー内のデータを結合できます 日…

「取得と変換」で複数の表(シート)を1つに "結合" する(その1)

複数の表(シート)を1つに "結合" する 「取得と変換」を使えば、複数の表(シート)を1つに結合することができます 複数の表を "1つにまとめる"と分析資料のデータになる 「顧客名」別に分けると管理(入力作業)が容易になる 情報が"1つ"になっていれ…

"取得と変換" を使って「数値」を「日付」に変換する

「8桁の数値」を「日付形式」に変更する Excelの新しい機能「取得と変換」を使えば、「20210222」のように "数値" で入力された日付を「2021/2/22」のように "日付形式" に変換することができます 「8桁の数値」は、書式設定で「日付」を指定してもエラー…

表の「テーブル化」は "装飾" のためだけの機能ではありません

表を「テーブル化」すると作業効率が上がります 表を「テーブル化」すると、数々のメリットがあります。 「表」にテーブル名を付ける 数式の「引数」に、テーブル名を使う テーブル化による6つのメリット 表を「テーブル化」する 「蔵書一覧」の表をテーブ…

「構造化参照」を使って、VLOOKUP関数 の参照範囲を自動更新する

「構造化参照」を使えば、関数の引数 "参照範囲"が、表の大きさに合わせて自動修正されます 「参照範囲 をテーブル名にする」ことで"構造化参照"になります VLOOKUP関数で「表引き」する 「テーブル化された表」のデータを削除しても「テーブル名」は変わら…

「クイック分析」で、データを「可視化」して情報にする

「クイック分析」を使えば、データを「可視化」して分かりやすい情報にすることができます 「クイック分析」を使って、条件付き書式を設定する 予算達成率の表 「データバー」を達成率のフィールド(列)に設定 「アイコンセット」を達成率のフィールド(列…

ピボットテーブルの「ドリルダウン」で詳細な情報を表示する

ピボットテーブルの「ドリルダウン」の機能を使えば集計結果の "数値" の詳細な内容を表示することができます 「分析資料」は、内容を説明する資料が不可欠 「数値」をダブルクリックするだけで、内訳が分かる「ドリルダウン」 集計表の内容を知りたい"数値"…

「ピボットテーブル」で集計表を作成する

ピボッテーブルを使って、単純なリスト形式の表から "集計表"を作成する ピボットテーブルには様々な優れた特徴があります ピボットテーブルを作成する 集計対象の「表」を選択する 「ピボットテーブル」が作成されました 食材名ごとの「売上高」の集計表を…

SUMIFS関数を使って「クロス集計」をする

「SUMIFS関数」を使ってクロス集計をする 設定が難しい「クロス集計」も "ピボットテーブル" を使えば簡単に設定できます。 「SUMIFS関数」を使って、クロス集計をする 「性別」と「ランク」の2つの条件でクロス集計します "関数の挿入ボタン" を使えば、簡…

Excelで "セルに画像を貼り付ける" 方法

シートに「画像」を貼り付けただけでは、画像は "連動" しません セルに画像を埋め込む 単純に「貼り付けただけ」では"セルと連動しない" セルに「画像を挿入」する 「図の挿入」ボックスで画像を選択する 画像(写真)が、セルからはみ出して表示される 画…

「テーブル」の機能は "装飾" のための機能ではありません

表を「テーブル化」すると作業効率が上がります エクセルの表を「テーブル化」すると、数々のメリットがあります。 テーブル化することにより「表が1つのテーブルとして認識」され、並べ替え、フィルター機能、書式の設定などがコマンドで簡単にできるよう…

参照関数で、2方向に検索して「表引き」する方法(INDIRECT関数、INDEX関数、MACH関数、VLOOKUP 関数)

2方向(縦・横)に検索して「表引き」する 縦(行)方向・横(列)の2方向に検索して「表引き」する方法は複数あります 「営業所」と「種類」の2つの条件で2方向に検索して「表引き」する VLOOKUP関数(HLOOKUP関数)は、「1方向(単一方向)」にしか検…

VLOOKUPで「該当結果が複数ある」データを抽出して表示する

「重複したデータ」を抽出して表示する Excelで勤怠管理をする 同じ職員の勤怠データを抽出します 「社員番号」を入力すると、「名前」とその勤怠データが表示される 同じ職員の3つの勤怠データが「別のデータ」になるよう「ID」を作成する COUNTIF関数を使…

「配列数式」を使って表の総合計を簡単に計算する

「配列数式」を使えば、表全体の「単価」×「個数」の計算は簡単です 通常の方法で総合計を計算する 「配列数式」を使って総合計を計算する 「配列数式」を作成 配列数式の入力方法 配列数式の仕組み SUM関数を入力します 「個数」のテーブルを選択 「価格」…

複数の「表」を統合・集計する

「統合機能」を使うと、様式の違う表を「統合・集計」することができます 統合・集計の方法には次のようなものがあります 「様式」が異なる「アンケート用紙」を集計する 商品の種類の並び、回答内容の並び、回答内容の数が異なるアンケート用紙 様式の違う…

「フラッシュフィル」を使って名簿作成の効率を上げる

「フラッシュフィル」を使えば、簡単に名簿を作成することができます 1行だけ手入力で「姓」を入力すると、自動判断して同じことが下の行にくりかえされます 「氏名」のフィールド(列)から「姓」のみを切り出す 1.LEFT関数だけを使う場合 2.LEFT関数…

VLOOKUP関数とINDEX関数を使い分ける

「VLOOKUP関数」と「INDEX関数」は同じ目的で使われる関数です 2つの関数は似たような使われ方をしますが、それぞれに特徴があるので使い分ける必要があります。 「VLOOKUP関数」と「INDEX関数」は同じ目的で使われる関数です VLOOKUP関数とINDEX関数の違い…

2方向に検索して「表引き」をする色々な方法(INDIRECT関数、INDEX関数、MACH関数、VLOOKUP 関数)

VLOOKUP関数だけでは、複数の条件で「表引き」はできません 「営業所」と「種類」の2つの条件で2方向に検索して「表引き」する VLOOKUP関数(HLOOKUP関数)は、「1方向(単一方向)」にしか検索しません 参照関数を使って複数の条件を参照する方法として…

ピボットテーブルを使って「光熱水費(経費)」を分析する

ピボットテーブルを使えば、「高度な分析作業」が簡単にできます ピボットテーブルを使えば、「高度な分析作業」が簡単にできます 小規模な事業所において、「固定費」ともいえる「光熱水費」を分析することはとても重要です より詳しく分析するためには別資…

視点を変えて傾向を分析する「ダイス分析」

「ダイス分析」は分析に使う時の「軸」をダイス(さいころ)の面を変えるように変化させる手法 「販売エリア」別の「商品」別売り上げリスト 「商品名」と「販売エリア」でクロス集計 「空白」になっている部分に「 0 」を表示させます 集計表をグラフ化しま…

「クイック分析」で資料を素早く分析する

「クイック分析」はExcel2013 から追加さた新機能 「クイック分析」は分析作業等をする際に便利な「条件付き書式」や「グラフ作成」の機能をワンタッチで呼び出せるようにした便利な機能です。 この機能を使えば分析作業をする際に、面倒な手順を踏まずにワ…

データの組み合わせを「シナリオ」として登録する

値の組み合わせを「シナリオ」として登録すれば、それを切り替えて結果をシミュレーションすることができます。 値の組み合わせを「シナリオ」として登録すれば、それを切り替えて結果をシミュレーションすることができます。 アパートごとに異なる、「賃料…

ゴールシークを使って、返済可能な「金利」を逆算する

「ゴールシーク」は結果から逆算して、その結果を出すための「要素」を算出できる機能です。 計算の結果が分かっていて、その結果にするための「数値」が分からない場合は、ゴール シークを使うことによって「その数値」を逆算することができます。 ①決めら…

ピボットテーブルで複数の表を集計する(リレーションシップ)(その2)

PowerPivotを使って複数の表を集計する 「PowerPivot」を使えば、複数の表の関連付け(リレーション)の操作を簡単・確実にすることができます。 PowerPivotを使って複数の表を集計する Excel2013で追加された機能「PowerPibot」 ※ 複数の表を集計する方…

ピボットテーブルで複数の表を集計する(リレーションシップ)その1

ピボットテーブルは同時に複数の表を集計することができます 共通の項目を持つ「複数の表」を1つのピポットテーブルとして扱うことができます。 ピボットテーブルを使えば、単純な表から様々な分析をすることができます 共通の項目を使って、複数の表を関連…