事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

関数

「ピボットテーブル」で集計表を作成する

ピボッテーブルを使って、単純なリスト形式の表から "集計表"を作成する ピボットテーブルには様々な優れた特徴があります ピボットテーブルを作成する 集計対象の「表」を選択する 「ピボットテーブル」が作成されました 食材名ごとの「売上高」の集計表を…

SUMIFS関数を使って「クロス集計」をする

「SUMIFS関数」を使ってクロス集計をする 設定が難しい「クロス集計」も "ピボットテーブル" を使えば簡単に設定できます。 「SUMIFS関数」を使って、クロス集計をする 「性別」と「ランク」の2つの条件でクロス集計します "関数の挿入ボタン" を使えば、簡…

「条件に合うものを合計」する方法、"SUMPRODUCT関数"・"SUMIFS関数"・"ピボットテーブル" その他

SUMPRODUCT関数を使えば、表の中から条件に合うものだけを合計することができます 複数の条件「月別」「商品名別」に合計する 「月」と「商品名」の2つの条件で「売上」を合計する 「条件別に合計」する方法は複数あります 1.オートフィルターを使って「…

RANK関数で付けた順位を、グループ別にする

RANK関数で付けた「順位」を、フィルターで "グループ別に表示" すると「順位」の表示がバラバラになってしまいます フィルターを掛けて、「グループ別に表示」すると「順位」がバラバラになる 「全体」での順位になるので、「商品別」の順位は不連続 「商品…

"8桁の数値で入力された日付" を「日付(シリアル値)」に変換する(その3)

"8桁の数値で入力された日付" は「日付(シリアル値)」として使えません Excelでは「日付」を "シリアル値で管理" します 8桁の数値「20200101」は、「日付」と認識されない 「年・月・日」を「 / 」で区切ると、「日付」と認識される 表示は「2020年1月…

"8桁の数値で入力された日付" を「日付(シリアル値)」に変換する(その1)

"8桁の数値で入力された日付" は、Excelでは「日付(シリアル値)」として認識されません Excelで「日付データ」を扱う場合注意が必要です 8桁の数値「20200101」は、「日付」と認識されない 「年・月・日」を「 / 」で区切ると、「日付」と認識される Ex…

"8桁の数値で入力された日付" を「日付(形式)」に変換する(その2)

"8桁の数値で入力された日付" は「日付(シリアル値)」として使えません "DATE関数"と"MID関数"を使って、「日付様式」に変換する 2."DATE関数"と"MID関数"を組み合わせた数式を使って、8桁の数値を「日付形式」に変換する "MID関数" で、「8桁の数値…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その3)"ピボットテーブル" を使う

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラム( Histogram )は、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識することができるので、「パレート図」などと同様に品質管理などに使われています…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その2)"COUNTIF関数" を使う

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラム( histogram )は、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識することができるので、「パレート図」などと同様に品質管理などに使われます。 度…

VLOOKUPで「該当結果が複数ある」データを抽出して表示する

「重複したデータ」を抽出して表示する Excelで勤怠管理をする 同じ職員の勤怠データを抽出します 「社員番号」を入力すると、「名前」とその勤怠データが表示される 同じ職員の3つの勤怠データが「別のデータ」になるよう「ID」を作成する COUNTIF関数を使…

XLOOKUP関数に、スピル配列の特性を持つ関数を組み合わせる(FILTER関数、SORT関数)

スピル配列の特性を持つ関数を組み合わせる スピル配列の特性を持つ関数を組み合わせるとさらに便利に XLOOKUP関数をHLOOKUP関数のように使う 1.XLOOKUP関数とSORT関数を組み合わせる 結果を表示させたい範囲の「一番上のセル」にSORT関数を入力 2.XLOOK…

XLOOKUP関数は縦方向・横方向に検索できます、しかも「スピル」んです (その2)

XLOOKUP関数には、さまざまなオプションがあります XLOOKUP関数には「エラー」を表示しないオプションが追加されました ② 検索の方向が、縦・横両方向に指定できる VLOOKUP関数は、縦方向に検索 HLOOKUP関数は、横方向に検索 XLOOKUP 関数は、縦方向・横方向…

XLOOKUP関数は縦方向・横方向に検索できます、しかも「スピル」んです (その1)

XLOOKUP関数は単独で、複数の方向への検索に対応 VLOOKUP関数は縦方向(HLOOKUP関数は横方向)にしか検索できない その他にもVLOOKUP 関数にはいくつか使いづらい点がありました。 VLOOKUP関数を使うには検索対象の列が「最左端」でなければならない 検索対…

「年度」で集計した資料を作成する

3月決算の会計で分析資料を作るには「年度」のフィールドが必要です 3月決算の事業所の資料を造る際は「4月~3月」で集計する必要があります。 同一年を「1月~3月」と「4月~12月」に分ける必要があるので、「年」のフィールド以外に「年度」のフ…

数式のある場所に色を付ける「ISFORMULA関数」と、編集できないように保護する「ロック」

シートの「数式」が入力されているセルに「色」を付け、「編集できないように保護」する 数式が入力されているセルにうっかりデータを入力してしまい、入力してある数式を削除してしまうことがあります。 そんな時は数式が入力されている部分に「色」を付け…

「数式」を簡単に入力するテクニック(その2)

「数式」を入力する方法にはいろいろなものがあります 「数式」を入力する方法にはいろいろなものがあります 2.数式に「名前を付けたセル(範囲)」を入力する 営業所「山口」の「お茶」の売上高を参照する数式です 関数のダイアログを使って、数式を入力…

「数式」を簡単に入力するテクニック(その1)

「数式」を入力する方法は色々あります Excelには数式を簡単に入力方法が色々と用意されています。 それらの方法を適切に使うことでストレスなく数式を入力することができるようになります。 「数式」を入力する方法は色々あります 1.「関数の挿入」ダイア…

エクセルで作成した「名簿」から「文章」を作成する関数「TEXTJOIN関数」

Excelの「表」の文字列を連結して「一連の文章」にするTEXTJOIN関数 文字列を連結するTEXTJOIN関数が「Excel2016」で装備されました。 Excelで作成した「表」のデータをWordや年賀状ソフトなどで活用する(取り込む)ためには、カンマやスペースで区切った「…

「ネスト(入れ子)構造」の数式を簡単に作成する

作製が面倒な「ネスト(入れ子)構造」の数式を簡単に作成する方法 複数の関数を組み合わせる「ネスト(入れ子)構造」の数式は、作成が複雑で面倒です。 複雑になってしまう「ネスト構造」の数式を分かりやすく作成する方法を説明します。 作製が面倒な「ネ…

Excelのショートカットを有効活用する(連番を作成する、合計する)

Excelには素早く簡単に操作できる「ショートカット」が用意されています Excelの「ショートカット」を上手に使いこなせば、効率がよくなるだけではなく周りへのアピールにもなります。 プロジェクターを使ってのプレゼン時に使えば、質問に即座に答えて「表…

複数の条件から最大値を求める。(IFS関数とピボットテーブルの比較)

Excel2007からの新しい関数「MAXIFS」と「AVERAGEIFS」を使って、複数の条件から最大値を求めてみます。 表からある条件での「最大」や「平均」を求める際に使う関数が「MAX関数」と「AVERAGE関数」です。 従来の「MAXIF関数」や「ARERAGEIF関数」を使って20…

「数式」や「関数」を使わずに集計表を作る(その2)

ピボッテーブルを使えば複数の条件での集計が「関数」や「数式」を使わずにできます ピボットテーブルを使えば「商品名」や「顧客名」毎の売上金額の集計作業を、「関数」や「計算式」を使わずにすることができます。 今回は前回(その1)に続いて、ピボッ…

「数式」や「関数」を使わずに集計する(その1)

ピボットテーブルを使えば商品名や顧客名毎の売上金額の集計を「関数」や「計算式」を使う必要がありません 表の項目(フィールド)を集計するには「関数」や「数式」を入力して行いますが、ピボットテーブルでは不要です。 ピボットテーブルでは「縦軸と横…

複数の条件から最大値を求める。(IFS関数とピボットテーブルの比較)

Excel2007からの新しい関数「MAXIFS」と「AVERAGEIFS」は、複数の条件を設定することができます 複数の条件で「最大値を求める」のが「MAXIFS関数」、「平均値を求める」のが「AVERAGEIFS関数」です。 従来の「MAXIF関数」や「ARERAGEIF関数」を使って20歳…

VLOOKUP関数と条件付き書式を使って「表」を時間帯に分類する

VLOOKUP関数を使って「時間帯を表示」し、さらに条件付き書式を使えば、表を「時間帯別に色分け」することができます 「時間」のフィールド(項目)がある「表」で、時間帯別に色分けすればとても表が見やすくなります。 数式で「時間帯」を認識させるには、…

「県名」をIFS関数を使ってコード番号に変換する

すでに作成している住所録の「県名」を「コード番号」に変更する 住所録や顧客名簿を作成する際に、「県名」や「業種」などを「コード番号」で管理したいことがあると思います。 作成前に「テーブル」を用意しておき、それをもとに「VLOOKUP関数」や「リレー…

ピボットテーブルから複数の条件で抽出した結果を、別のセルに転記する「GETPIBOTDATA関数」

ピボットテーブルの集計結果を抜き出して表示する 「ピボットテーブル」を使えば、複合集計やクロス集計を行って「表」を作成することができます このピボットテーブルで作成した「集計表」は、分析作業であれば簡単に集計条件を変えることができるのでとて…

「関数」を使って重複したデータをチェックをする

重複しているデータのチェックに「COUNTIFS関数」を使う 今回は重複しているデータを「削除」せず、重複していることを警告する方法を紹介します。 「重複の削除」コマンドは簡単に重複しているデータを削除することができる便利な方法ですが、どのデータを…

「構造化参照」でVLOOKUP関数の修正を不要にする

VLOOKUP関数はビジネスで多く用いられる便利な関数です 構文は、以下のようになります。 「検索値」に基づき「範囲」を検索し「列番号」で指定したデータを返します。 「商品コード」を入力するだけで、「商品名」が表示されます 「商品コード」を入力すると…

「平均値」は必ずしも「平均的な値」ではありません

「平均値」は必ずしも「平均的な値」にならない場合があります 複数のデータの「平均的な値」を求めるには通常対象データの合計をその個数で除する「単純平均」を用いて「平均値」を求めます。 しかし、対象のデータに「差」がある場合、「単純平均」ではそ…