事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

カーソルキーを使ってセル移動を効率的に

カーソルキーを使えば「表」の中を素早く移動できます

 

 カーソルの移動は「マウス」を使うことが多いと思いますが、 カーソルキーをうまく使えば「表」の中を自由に・素早く移動することができます。

 

  

Excelデータの入力されているエリア「テーブルとして認識します

 「空白行」「空白列」で区切られた範囲を、Excel「テーブルとして認識します。

   f:id:k-ohmori9616:20191204104913p:plain

 

「テーブルとして認識しやすくするために「表」の周囲に空白行をいれる

 Excelに表を「テーブルとして認識しやすくするために、表の周囲に「空白行(列)」を入れるようにすれば作業が楽になります。

 表を作成する際には、セル番地「A1」からではなく、「B2を表の左上にしておく。 

   f:id:k-ohmori9616:20191204110118p:plain

 

テーブル内のカーソル移動は「コマンドで移動すれば素早くできる

 テーブル内でカーソルを移動する場合は「カーソルキーを使ったコマンド」を使えば、簡単な操作で素早く移動することができます。

  1. テーブルの一番「下(上)」の行に移動する
  2. テーブルの一番「右(左)」の列に移動する
  3. 特定のフィールドの「一列」を選択状態にする
  4. 特定のデータの「一行」を選択状態にする
  5. テーブル「全体」を選択する
  6. ワークシートの「最初」に移動する
  7. 「次のデータ(テーブル)」に移動する
  8. ワークシートの「最後」に移動する

 

1.テーブルの一番下に移動する

 「CTRLキー」と矢印キーf:id:k-ohmori9616:20190520095611p:plainを押すと、「表内の最下行」に移動します。

   f:id:k-ohmori9616:20191204110813p:plain

 

2.テーブルの一番右に移動する

 「CTRLキー」「SHIFTキー」と矢印キー「 f:id:k-ohmori9616:20190520110113p:plain 」3つのキーをを同時に押すと、「表内の右端列」に移動します。

 

   f:id:k-ohmori9616:20191204111339p:plain

 

3.特定のフィールド(行)を選択状態にする

 選択するフィールド(行)の左端で「CTRLキー」「SHIFTキー」と矢印キー「 f:id:k-ohmori9616:20190520095611p:plain 」3つのキーを同時に押すと、「列全体が選択状態」になる

   f:id:k-ohmori9616:20191204111309p:plain

 

4.特定のデータ(列)を選択状態にする

  「CTRLキー」「SHIFTキー」と矢印キー「 」の3つのキーを同時に押すと、「一列が選択状態」になる 

   f:id:k-ohmori9616:20191204111900p:plain

 

5.テーブル全体を選択する

 「 CTRL+SHIFT+ f:id:k-ohmori9616:20190520095611p:plain 」で1列を選択し、そのまま「CTRL」と「SHIFT」は押したまま離さず「 f:id:k-ohmori9616:20190520110113p:plain 」キーを押すと、テーブル全体が選択されます。

   f:id:k-ohmori9616:20191204112450p:plain

 

6.ワークシートの「最初(左上)に移動する

 「CTRL+Home」を押すと、ワークシートの左上にカーソルが移動します。

   f:id:k-ohmori9616:20191204112701p:plain

 

7.ワークシートの「最後(最後のデータ)に移動する

 「CTRL+End」を押すと、ワークシートの最後にカーソルが移動します。

  ワークシートに「テーブル(表)」が1つの場合は、「CTRL+SHIFT+End」テーブル全体が選択状態にになるので、「5の方法の代わりになります。

   f:id:k-ohmori9616:20191204112845p:plain

 

8.「次のデータに移動する

 表の一番下で「CTRL+f:id:k-ohmori9616:20190520095611p:plainを押すと、下の表の一番上の行に移動します。

   f:id:k-ohmori9616:20191204113308p:plain

 

※「シートの一番下のデータ」で「CTRL+ f:id:k-ohmori9616:20190520095611p:plain 」を押すと

 一番下のデータ(そのデータより下にデータがない)で、「CTRL+f:id:k-ohmori9616:20190520095611p:plainを押すと、Excelで作成できる最大値の1048576行に移動します。

 ※ 慌てずに「CTRL+f:id:k-ohmori9616:20190520105956p:plain」を押せば戻ります。

   f:id:k-ohmori9616:20191204114039p:plain

 

※ 「一番右の列」で「CTRL+ f:id:k-ohmori9616:20190520110113p:plain 」を押すと…

 Excelで作成できる最大の列「 XFD列 」に移動します。

   f:id:k-ohmori9616:20191204114240p:plain

 

 カーソルの移動に「矢印キーを使ったコマンドを使えば、効率よく表の作成や操作ができます。

 マウスを使ってカーソル移動や範囲選択をするより素早く、しかも確実に操作することができます。

 

 Excelはデータが入力されている範囲を「テーブル」として認識することができます。

 Excelの機能の「テーブル化」を使えば、さらに効率よく「表」を扱うことができます。

 別の回で紹介しているテーブル化に関する記事を参考にして、ぜひ試してください。

 

 

k-ohmori9616.hatenablog.com