事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

リスト入力の内容が自動的に「更新」されるようにする

「リスト入力」を使えば入力作業が簡単にできます

 「リスト入力」はキーボードを操作しなくてもマウスをクリックするだけで「データ」を入力できる便利な機能です。

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リスト入力の「リスト」に表示するデータは登録が必要です

 リスト入力は「元の値」を設定する必要があり、入力を進めるうちに「リスト」に登録したい内容が増えた時には再設定する必要があります。

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「元の値」の範囲をテーブル化すれば、リストが自動更新されます

  リスト入力の「元の値」の範囲「テーブル化」することで、データが増えても自動的に再設定(更新)されるようになります。

リスト入力の「元の値」に設定したい範囲を「テーブル化」します
  1. 元の値を範囲選択します
  2. 「挿入」タブを選択します
  3. 「テーブル」をクリックします
  4. 「テーブルに変換するデータ範囲」を確認してOKをクリック

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テーブル化された範囲に「名前」を設定します
  1. 「元の値」に設定する部分を範囲選択します
  2. 「挿入」タブを選択します
  3. 「名前の定義」をクリック
  4. 「名前の定義」をクリック
  5. 名前に「業者と入力

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「元の値」に、登録したテーブル名「業者」を指定する

 テーブルにつけた名前を使う時は「F3」キーを押せば、「名前の貼り付け」ダイアログが開きます

  1. 「元の値」ボックス「F3」キーを押す
  2. 「名前の貼り付け」ボックスで、登録した「業者」を指定する

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業者のデータを追加して、「リスト」に登録されているのを確認します

 元の値の範囲がテーブル化されているのでデータを追加(削除)してもテーブル範囲は自動的に調整され、リスト入力の「元の値」も自動更新されます。

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 「表」テーブル化すると、色々な機能が使えるようになります。

 操作はとても簡単なので積極的に使ってみてください。

 

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