事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

ピボットテーブルの「スライサー」や「タイムライン」を使って集計の条件を変える

ピボットテーブルの「スライサー」「タイムライン」を使えば、集計の条件を簡単に変えることができます

 ピボットテーブルに用意された機能「スライサー」「タイムライン」を使えば、集計方法の条件を簡単に変更することができます。

 

 

業者別の売り上げ状況を集計する

 ピボットテーブルを使えば、単純なリスト形式の表から、数式(関数)を使わずに集計表を作成することができます。

売上伝票の一覧表

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ピボットテーブルを使って「集計表」を作成

 ピボットテーブルを使って、「業者名」「食材名」クロス集計をします。

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  ピボットテーブルの作成方法は過去記事を参考にしてください。
k-ohmori9616.hatenablog.com

 

集計の条件の変更は「スライサー」「タイムライン」を使って変える

 ピボットテーブルに用意された「スライサー」「タイムライン」の機能を使えば、マウスの操作だけで集計の条件を変更することができます。

 

「スライサー」を作成する
  1. 集計表のどこか1カ所にカーソルを置く
  2. 「ピボットテーブル分析」タブを選択
  3. 「スライサーの挿入」をクリック
  4. 「スライサーの挿入」ダイアログで「業者名」「食材名」にチェックを入れる

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「スライサー」が作成されました

 「業者名」「食材名」のスライサーが作成されました。

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スライサーを使って集計方法を変更

「業者名」のスライサーで集計方法を変更

 「業者A」だけで集計する。

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「食材名」のスライサーで集計方法を変更

「玉ねぎ」だけで集計する。

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複数の「条件」を選択する

 「複数選択」の機能で、複数の条件を選択することができます。

 「牛肉」「鶏肉」を集計する。

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「タイムライン」を使って集計方法を変更

  • 集計表のどこか1カ所にカーソルを置く
  • 「ピボットテーブル分析」タブを選択
  • 「タイムラインの挿入」をクリック
  • 「タイムラインの挿入」ダイアログで「日付にチェックを入れる

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「タイムライン」が作成されました

 「タイムライン」が作成されました。

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「タイムライン」を使って、集計方法を変更

「タイムライン」を使って、「4月」だけを集計

 集計対象にする「4月」の部分をクリックして選択する。

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「4月~5月」の期間を集計

 タイムラインをドラッグすれば「期間」を選択することができます。

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「スライサー」「タイムライン」解除する

「スライサー」の選択を解除

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「タイムライン」の選択を解除

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 「フィルター」の機能でも、「スライサー」と同様のことができる

 「行ラベル」のフィルターボタンでも、「スライサー」と同様のことができます。

 スライサーに比べてフィルターは操作が多少複雑になってしまいます。

 そして「スライサー」を使えばプロジェクターを使ったプレゼンをする時などにもスマートに操作することができます。

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 このように、ピボットテーブルに用意された「スライサー」「タイムライン」の機能を使えば集計表の集計方法を簡単に変更することができます。

 

 

k-ohmori9616.hatenablog.com