事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

"8桁の数値で入力された日付" を「日付(シリアル値)」に変換する(その3)

"8桁の数値で入力された日付" は「日付(シリアル値)」として使えません Excelでは「日付」を "シリアル値で管理" します 8桁の数値「20200101」は、「日付」と認識されない 「年・月・日」を「 / 」で区切ると、「日付」と認識される 表示は「2020年1月…

"8桁の数値で入力された日付" を「日付(シリアル値)」に変換する(その1)

"8桁の数値で入力された日付" は、Excelでは「日付(シリアル値)」として認識されません Excelで「日付データ」を扱う場合注意が必要です 8桁の数値「20200101」は、「日付」と認識されない 「年・月・日」を「 / 」で区切ると、「日付」と認識される Ex…

"8桁の数値で入力された日付" を「日付(形式)」に変換する(その2)

"8桁の数値で入力された日付" は「日付(シリアル値)」として使えません "DATE関数"と"MID関数"を使って、「日付様式」に変換する 2."DATE関数"と"MID関数"を組み合わせた数式を使って、8桁の数値を「日付形式」に変換する "MID関数" で、「8桁の数値…

「取得と変換」で"クロス集計"の表を"リスト集計"の表に変換する

"クロス集計" すると、「表」は扱いづらくなります 「取得と変換」を使えば、"複合集計" の表を"リスト形式"に変換できます "リスト形式"の表は、さまざまな形態に変更できる ピボットテーブルを使って「複合集計」の資料を作成 「商品名」➡「月」の複合集計…

「取得と変換」を "VLOOKUP関数" の代わりに使う

「取得と変換」の機能は、"VLOOKUP関数" の代わりに使うことができます 「項目」の内容を「別の表」を参照して入力する「表引き」は便利 「code」を入力するだけで「氏名」が表示される 「表引き」には通常"VLOOKUP関数"を用いる 「取得と変換」を使った「表…

Excelで "セルに画像を貼り付ける" 方法

シートに「画像」を貼り付けただけでは、画像は "連動" しません セルに画像を埋め込む 単純に「貼り付けただけ」では"セルと連動しない" セルに「画像を挿入」する 「図の挿入」ボックスで画像を選択する 画像(写真)が、セルからはみ出して表示される 画…

「取得と変換」を使う(その3)複数のファイルの "特定の項目だけ" を結合する

「取得と変換」で、ファイルの "特定のフィールド(項目)" だけを結合する フォルダ内の「特定のフィールド(項目)」だけを結合する 結合するデータ(クエリ)を編集する "Power Queryエディタ" を使って、不要な"列"を削除する 1."クエリ" にマウスポイ…

「取得と変換」を使う(その2)フォルダ内の "選択したファイルだけ " を結合する

「取得と変換」の機能で、ファイルを結合する場合、通常「全ての項目」が結合されます フォルダ内の「特定のファイル」だけを結合する 毎月追加されるファイル(CSV)が自動的に "結合" される フォルダーに"ファイル(CSV)"を追加 フォルダーに、「2017年5…

「テーブル」の機能は "装飾" のための機能ではありません

表を「テーブル化」すると作業効率が上がります エクセルの表を「テーブル化」すると、数々のメリットがあります。 テーブル化することにより「表が1つのテーブルとして認識」され、並べ替え、フィルター機能、書式の設定などがコマンドで簡単にできるよう…

IFS 関数 と SWITCH 関数を使って条件を分岐させる(その2)

IFS関数とSWITCH関数は、Excel2016から追加された新しい関数です IFS関数とSWITCH関数はそれぞれ特徴がある 「IF関数」と「IFS関数」と「SWITCH関数」の違い 3つの関数で数式を作成して比較 1.IF関数の場合 2.IFS関数の場合 3.SWITCH関数の場合 検索…

IFS 関数 と SWITCH 関数を使って条件を分岐させる(その1)

IFS関数とSWITCH関数は、Excel2016から追加された新しい関数です IF関数を使うと関数(数式)が複雑になってしまう 条件分岐させる方法は複数あります 1.IF関数を "ネスト(入れ子)構造" にする 2.VLOOKUP関数 を使う 3.IFS関数を使う 4.SWITCH関数…

文字列を結合する関数、CONCAT関数(TEXTJOIN関数)

CONCAT関数はOffice365(Excel2019)から追加された新しい関数 CONCAT関数はOffice365(Excel2019)から追加された新しい関数 CONCAT関数は、"複数のセルの範囲指定" が指定できる CONCATENETE関数は、連結する文字列を「1つ1つ選択」 CONCAT関数は、連結…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その3)"ピボットテーブル" を使う

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラム( Histogram )は、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識することができるので、「パレート図」などと同様に品質管理などに使われています…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その2)"COUNTIF関数" を使う

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラム( histogram )は、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識することができるので、「パレート図」などと同様に品質管理などに使われます。 度…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その1)"FREQUENCY関数"

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラムの元になる"度数分布表" の作成は、通常業務でも使えるテクニック 度数分布表 ヒストグラム ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数ある 1.FREQUENCY関数を使って、度数分布表を作成…

FILTER関数を使えば "様々な条件" でDATAを抽出することができます

FILTER関数は色々な抽出条件を設定することができます "成績一覧表"から、条件に合うものを抜き出す "成績一覧表" から、「算数が80点以上」の条件で抜き出す "フィルター機能" で、算数の点数が「80点以上」の者を抜き出す FILTER関数を使って、情報を抽出…

参照関数で、2方向に検索して「表引き」する方法(INDIRECT関数、INDEX関数、MACH関数、VLOOKUP 関数)

2方向(縦・横)に検索して「表引き」する 縦(行)方向・横(列)の2方向に検索して「表引き」する方法は複数あります 「営業所」と「種類」の2つの条件で2方向に検索して「表引き」する VLOOKUP関数(HLOOKUP関数)は、「1方向(単一方向)」にしか検…

「列ピボットの解除」で、"クロス集計"された表を "シンプルな集計方法" に変換する

"クロス集計"は「集計表の最終形態」 "クロス集計"は「集計表の最終形態」 "クロス集計"された「表」は、集計(分析)方法を変えることができません 「商品名」と「月」でクロス集計した表 シンプルな「表」にしておけば、様々な集計(分析)方法に対応でき…

リスト入力を格段に使い易くする、UNIQUE関数とSORT関数

リスト入力は便利ですが "管理" が面倒でした リスト入力を使えば「入力作業」の効率が上がる リスト入力の不満点 Excelに追加された新しい関数 "UNIQUE関数"と"SORT関数"を使えば、「リスト入力」が使い易くなります UNIQUE関数でリスト入力用の「元データ…

VLOOKUPで「該当結果が複数ある」データを抽出して表示する

「重複したデータ」を抽出して表示する Excelで勤怠管理をする 同じ職員の勤怠データを抽出します 「社員番号」を入力すると、「名前」とその勤怠データが表示される 同じ職員の3つの勤怠データが「別のデータ」になるよう「ID」を作成する COUNTIF関数を使…

FILTER関数を使って、条件に合うデータを抜き出す

Office365に新しく追加された、FILTER関数を使えばリスト(表)から条件に合うものを抜き出すことができます FILTER関数を使えば、条件に合うDATA(行)を別の場所に抜き出すことができます 1.VLOOKUP関数で条件に合うものを"抜き出して表示" 2.「フィルタ…

SORT関数とUNIQUE関数を使って、リスト入力の「元データ」を並べ替える

SORT関数は「スピル」特性を持つ、新しい関数 SORT関数はoffice365に新しく追加された、「スピル」特性を持つ関数です 「リスト」の内容を、"降順"に並べかえて表示する SORT関数の仕組み UNIQUE関数で、リスト入力用の「元データ」を作成 UNIQUE関数で指定…

FILTER関数を使って、「任意の項目だけ」を抽出する

FILTER関数を使えば、条件に合う項目を簡単に抽出することができます FILTER関数で、任意のフィールド(項目)だけを抽出させるには工夫が必要です FILTER関数は「範囲」に指定した部分が抽出されます 表の一部分を抽出したい「範囲」に指定することもできま…

FILTER関数を使って、一覧表を「内容別に分類」する

FILTER関数はスピル特性を持つ、新しい関数です FILTER関数を使えば、条件に合う「任意の項目」を別の場所(シート)に抽出することができます 「ミネラルウォーター」の「10万円以上」だけを抜き出す 抽出結果を表示したい部分に、「項目名」を用意します…

「FILTER関数」は、スピル配列の特性を持つ新しい数式

Office365に新しく追加されたFILTER関数は「スピル配列」の特性を持っています これまでの「フィルター機能」との違い フィルター機能で情報を絞り込む FILTER関数で情報を絞り込む FILTER関数は「1つのセル」に入力するだけで良い 商品名が「ミネラルウォ…

XLOOKUP関数に、スピル配列の特性を持つ関数を組み合わせる(FILTER関数、SORT関数)

スピル配列の特性を持つ関数を組み合わせる スピル配列の特性を持つ関数を組み合わせるとさらに便利に XLOOKUP関数をHLOOKUP関数のように使う 1.XLOOKUP関数とSORT関数を組み合わせる 結果を表示させたい範囲の「一番上のセル」にSORT関数を入力 2.XLOOK…

XLOOKUP関数は縦方向・横方向に検索できます、しかも「スピル」んです (その2)

XLOOKUP関数には、さまざまなオプションがあります XLOOKUP関数には「エラー」を表示しないオプションが追加されました ② 検索の方向が、縦・横両方向に指定できる VLOOKUP関数は、縦方向に検索 HLOOKUP関数は、横方向に検索 XLOOKUP 関数は、縦方向・横方向…

XLOOKUP関数は縦方向・横方向に検索できます、しかも「スピル」んです (その1)

XLOOKUP関数は単独で、複数の方向への検索に対応 VLOOKUP関数は縦方向(HLOOKUP関数は横方向)にしか検索できない その他にもVLOOKUP 関数にはいくつか使いづらい点がありました。 VLOOKUP関数を使うには検索対象の列が「最左端」でなければならない 検索対…

「スピル配列」は数式のない所にデータが表示される、画期的な新機能

「スピル」を使えば、「1つのセルに数式を入力すればよい」 「スピル配列」はExcel2019proやOffice365に追加された画期的な新機能です。 「Googleスプレッドシート」にはありましたが、残念ながらExcelにはない機能でした。 「スピル配列」の機能は、1つの…

UNIQUE関数を使って、リスト入力の「元の値」を自動更新する

リスト入力の設定にUNIQUE関数を使えば、データが増えても「元の値」の再設定は不要です リスト入力を使って作業効率を上げる リスト入力は「元の値」の作成が面倒 リスト入力の設定にUNIQUE関数を使えば、データが増えても再設定不要 UNIQUE関数は、新しい…