事務作業の省力化や資料作成に役立つ、Excelの使い方を紹介

Excelの機能を最大限に生かして、業務の省力化や経営状況を分析できる資料の作成方法を解説します。

Excel

「取得と変換」を使う(その2)フォルダ内の "選択したファイルだけ " を結合する

「取得と変換」の機能で、ファイルを結合する場合、通常「全ての項目」が結合されます フォルダ内の「特定のファイル」だけを結合する 毎月追加されるファイル(CSV)が自動的に "結合" される フォルダーに"ファイル(CSV)"を追加 フォルダーに、「2017年5…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その3)"ピボットテーブル" を使う

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラム( Histogram )は、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識することができるので、「パレート図」などと同様に品質管理などに使われています…

ヒストグラム(度数分布表)を作成する(その2)"COUNTIF関数" を使う

ヒストグラム(度数分布表)の作成方法は複数あります ヒストグラム( histogram )は、縦軸に度数、横軸に階級をとった統計グラフの一種で、データの分布状況を視覚的に認識することができるので、「パレート図」などと同様に品質管理などに使われます。 度…

FILTER関数を使えば "様々な条件" でDATAを抽出することができます

FILTER関数は色々な抽出条件を設定することができます "成績一覧表"から、条件に合うものを抜き出す "成績一覧表" から、「算数が80点以上」の条件で抜き出す "フィルター機能" で、算数の点数が「80点以上」の者を抜き出す FILTER関数を使って、情報を抽出…

参照関数で、2方向に検索して「表引き」する方法(INDIRECT関数、INDEX関数、MACH関数、VLOOKUP 関数)

2方向(縦・横)に検索して「表引き」する 縦(行)方向・横(列)の2方向に検索して「表引き」する方法は複数あります 「営業所」と「種類」の2つの条件で2方向に検索して「表引き」する VLOOKUP関数(HLOOKUP関数)は、「1方向(単一方向)」にしか検…

「列ピボットの解除」で、"クロス集計"された表を "シンプルな集計方法" に変換する

"クロス集計"は「集計表の最終形態」 "クロス集計"は「集計表の最終形態」 "クロス集計"された「表」は、集計(分析)方法を変えることができません 「商品名」と「月」でクロス集計した表 シンプルな「表」にしておけば、様々な集計(分析)方法に対応でき…

リスト入力を格段に使い易くする、UNIQUE関数とSORT関数

リスト入力は便利ですが "管理" が面倒でした リスト入力を使えば「入力作業」の効率が上がる リスト入力の不満点 Excelに追加された新しい関数 "UNIQUE関数"と"SORT関数"を使えば、「リスト入力」が使い易くなります UNIQUE関数でリスト入力用の「元データ…

VLOOKUPで「該当結果が複数ある」データを抽出して表示する

「重複したデータ」を抽出して表示する Excelで勤怠管理をする 同じ職員の勤怠データを抽出します 「社員番号」を入力すると、「名前」とその勤怠データが表示される 同じ職員の3つの勤怠データが「別のデータ」になるよう「ID」を作成する COUNTIF関数を使…

SORT関数とUNIQUE関数を使って、リスト入力の「元データ」を並べ替える

SORT関数は「スピル」特性を持つ、新しい関数 SORT関数はoffice365に新しく追加された、「スピル」特性を持つ関数です 「リスト」の内容を、"降順"に並べかえて表示する SORT関数の仕組み UNIQUE関数で、リスト入力用の「元データ」を作成 UNIQUE関数で指定…

FILTER関数を使って、「任意の項目だけ」を抽出する

FILTER関数を使えば、条件に合う項目を簡単に抽出することができます FILTER関数で、任意のフィールド(項目)だけを抽出させるには工夫が必要です FILTER関数は「範囲」に指定した部分が抽出されます 表の一部分を抽出したい「範囲」に指定することもできま…

FILTER関数を使って、一覧表を「内容別に分類」する

FILTER関数はスピル特性を持つ、新しい関数です FILTER関数を使えば、条件に合う「任意の項目」を別の場所(シート)に抽出することができます 「ミネラルウォーター」の「10万円以上」だけを抜き出す 抽出結果を表示したい部分に、「項目名」を用意します…

「FILTER関数」は、スピル配列の特性を持つ新しい数式

Office365に新しく追加されたFILTER関数は「スピル配列」の特性を持っています これまでの「フィルター機能」との違い フィルター機能で情報を絞り込む FILTER関数で情報を絞り込む FILTER関数は「1つのセル」に入力するだけで良い 商品名が「ミネラルウォ…

XLOOKUP関数に、スピル配列の特性を持つ関数を組み合わせる(FILTER関数、SORT関数)

スピル配列の特性を持つ関数を組み合わせる スピル配列の特性を持つ関数を組み合わせるとさらに便利に XLOOKUP関数をHLOOKUP関数のように使う 1.XLOOKUP関数とSORT関数を組み合わせる 結果を表示させたい範囲の「一番上のセル」にSORT関数を入力 2.XLOOK…

XLOOKUP関数は縦方向・横方向に検索できます、しかも「スピル」んです (その2)

XLOOKUP関数には、さまざまなオプションがあります XLOOKUP関数には「エラー」を表示しないオプションが追加されました ② 検索の方向が、縦・横両方向に指定できる VLOOKUP関数は、縦方向に検索 HLOOKUP関数は、横方向に検索 XLOOKUP 関数は、縦方向・横方向…

XLOOKUP関数は縦方向・横方向に検索できます、しかも「スピル」んです (その1)

XLOOKUP関数は単独で、複数の方向への検索に対応 VLOOKUP関数は縦方向(HLOOKUP関数は横方向)にしか検索できない その他にもVLOOKUP 関数にはいくつか使いづらい点がありました。 VLOOKUP関数を使うには検索対象の列が「最左端」でなければならない 検索対…

「スピル配列」は数式のない所にデータが表示される、画期的な新機能

「スピル」を使えば、「1つのセルに数式を入力すればよい」 「スピル配列」はExcel2019proやOffice365に追加された画期的な新機能です。 「Googleスプレッドシート」にはありましたが、残念ながらExcelにはない機能でした。 「スピル配列」の機能は、1つの…

UNIQUE関数を使って、リスト入力の「元の値」を自動更新する

リスト入力の設定にUNIQUE関数を使えば、データが増えても「元の値」の再設定は不要です リスト入力を使って作業効率を上げる リスト入力は「元の値」の作成が面倒 リスト入力の設定にUNIQUE関数を使えば、データが増えても再設定不要 UNIQUE関数は、新しい…

「配列数式」を使って表の総合計を簡単に計算する

「配列数式」を使えば、表全体の「単価」×「個数」の計算は簡単です 通常の方法で総合計を計算する 「配列数式」を使って総合計を計算する 「配列数式」を作成 配列数式の入力方法 配列数式の仕組み SUM関数を入力します 「個数」のテーブルを選択 「価格」…

複数の「表」を統合・集計する

「統合機能」を使うと、様式の違う表を「統合・集計」することができます 統合・集計の方法には次のようなものがあります 「様式」が異なる「アンケート用紙」を集計する 商品の種類の並び、回答内容の並び、回答内容の数が異なるアンケート用紙 様式の違う…

「フラッシュフィル」を使って名簿作成の効率を上げる

「フラッシュフィル」を使えば、簡単に名簿を作成することができます 1行だけ手入力で「姓」を入力すると、自動判断して同じことが下の行にくりかえされます 「氏名」のフィールド(列)から「姓」のみを切り出す 1.LEFT関数だけを使う場合 2.LEFT関数…

ピボットテーブルの機能「グループ化」を使う

ピボットテーブルを使えば「集計」が簡単にできます ピボットテーブルを使えば、リスト形式の表から集計表を簡単に作成することができます。 リスト形式の「表」からピボットテーブルを使って集計表を作成 ピボットテーブルレポートが作成されました 集計表…

VLOOKUP関数とINDEX関数を使い分ける

「VLOOKUP関数」と「INDEX関数」は同じ目的で使われる関数です 2つの関数は似たような使われ方をしますが、それぞれに特徴があるので使い分ける必要があります。 「VLOOKUP関数」と「INDEX関数」は同じ目的で使われる関数です VLOOKUP関数とINDEX関数の違い…

2方向に検索して「表引き」をする色々な方法(INDIRECT関数、INDEX関数、MACH関数、VLOOKUP 関数)

VLOOKUP関数だけでは、複数の条件で「表引き」はできません 「営業所」と「種類」の2つの条件で2方向に検索して「表引き」する VLOOKUP関数(HLOOKUP関数)は、「1方向(単一方向)」にしか検索しません 参照関数を使って複数の条件を参照する方法として…

統計資料(グラフ)をピボットテーブルで作成する(その4)

分析したい内容に合わせた「資料」を作成する 集計方法や様式(スタイル)を分析内容に合わせれば情報が伝わりやすくなります 「どの地域」で「いつ」、「どんな原因」で発生したかの分析資料 ボックスの配置 グラフに「ラベル」を追加する 発生件数の「その…

統計資料(グラフ)をピボットテーブルで作成する(その3)

集計方法の変更とグラフの種類の変更 ピボットテーブルは集計方法の変更を簡単にできます ピボットテーブルは集計方法の変更が簡単 地域別に発生原因を日付で追う分析資料 発生原因別に地域の発生状況を日付で追う分析資料 地域別に日付別の発生原因の分析資…

統計資料(グラフ)をピボットテーブルで作成する(その2)

ピボットテーブルの設定はとても簡単です ピボットテーブルの操作は、基本的にドラッグ・ドロップだけ ピボットテーブルを作成する ピボットテーブル(シート)が作成されました ※ テーブル(表)の正しい作成方法 フィールド(項目)をドラッグして、集計す…

統計資料(グラフ)をピボットテーブルで作成する(その1)

統計資料(グラフ)の作成は「ピボットテーブル」を使えば簡単にできます グラフを使えば情報が伝わりやすくなる 関数を使った集計表では、グラフは自動作成されない ピボットテーブルでは、グラフが自動的に作成される 複雑な集計方法のグラフも簡単に作成…

ピボットテーブルを使って「光熱水費(経費)」を分析する

ピボットテーブルを使えば、「高度な分析作業」が簡単にできます ピボットテーブルを使えば、「高度な分析作業」が簡単にできます 小規模な事業所において、「固定費」ともいえる「光熱水費」を分析することはとても重要です より詳しく分析するためには別資…

視点を変えて傾向を分析する「ダイス分析」

「ダイス分析」は分析に使う時の「軸」をダイス(さいころ)の面を変えるように変化させる手法 「販売エリア」別の「商品」別売り上げリスト 「商品名」と「販売エリア」でクロス集計 「空白」になっている部分に「 0 」を表示させます 集計表をグラフ化しま…

「クイック分析」で資料を素早く分析する

「クイック分析」はExcel2013 から追加さた新機能 「クイック分析」は分析作業等をする際に便利な「条件付き書式」や「グラフ作成」の機能をワンタッチで呼び出せるようにした便利な機能です。 この機能を使えば分析作業をする際に、面倒な手順を踏まずにワ…